2018年08月10日

「AIで仕事がなくなる」はウソ?

どうも。
営業担当の宮澤です。

本題に入る前にまずは、前回私が書いた記事の最後に書いたW杯優勝国予想の結果から。

私はずばり

ベルギー!!

と予想していたものの結局優勝したのは、、

フランス!!

でしたね。。残念!
とは言え今年のベルギーは本当に素晴らしかった。
ベスト16の日本戦でも底力を見せつけてましたし、
日本戦終了後のベルギー選手や監督のコメントもよかった。
今大会でがっつりベルギー代表のファンになっちゃいましたよ。

そして本当に強かったのはやっぱりフランスですよね。
グループステージでは多少の不安定さもありながら、
決勝Tでは見事に修正して王者に輝きました。

グリーズマン、エムバペ、ポグバ、カンテ、ユムティティ、ヴァラン…
とまぁメンツだけみればウイイレばりのチートチームなので、
ある意味優勝は必然だったのかも。。

中でもエムバペは圧巻だったなー。

エムバペ半端ないって!
だって相手選手めっちゃ置き去りにするもん!
そんなんできひんやん、普通!


…うん。

さて、そんな感じで今年の流行語大賞候補のネタも挟んだところで、ここからが本題です。

みなさんは「AIで仕事がなくなる」という話を聞いたことはありませんか?
これってもともとオックスフォード大学やNRIが発表した研究結果がもとになって、
どのメディアでもこぞって取り上げていたネタですよね。

でもよく考えてみてください。
最初にオックスフォード大学が研究結果を発表したのが2013年で、
あと10年〜20年もすれば仕事の49%がAIによって自動化されてなくなると言われていました。

あれからすでにもうすでに5年が経過したわけで、
本来であれば10〜15%くらいは自動化されていないと計算が合わないんですよね。

ところがどうですか?どの企業も仕事がなくなるどころか人手不足でみんなヒーヒー言ってますよね?
実際のところ、AIによって代替えされた仕事ってまだまだほんの一部なんですよね。

ではAIによって仕事がなくなるという説はウソだったのか?
で言うと結論ウソではないと思います。

さすがに近い将来49%もの仕事がなくなるとは思いませんが、
これからもAIによって仕事が減っていくのはおそらく事実であり、
例えばデータ入力などの単純作業や、電子部品製造工のような機械工の仕事、
更には自動運転技術の発達による運転手の仕事もなくなっていく可能性が高いです。

逆にAIが不得意としていることは、
「物理的行為」「対人折衝」と言われており
例えばサービス業や流通業などの、いわゆる対人スキルや肉体労働が求められるような実務的な作業は、
まだまだAIでの代替えが難しいのではないでしょうか。

このように、AIにも得手不得手が現状は存在しているわけで、
研究結果にあった2020年〜2030年くらいまでに約半数の仕事がなくなる、ということはなさそうですが、
一方で今ある仕事の種類自体、減少傾向にあるのは間違いなさそうです。

ただし何も悲観的に考えることはないと個人的に思っています。
今ある仕事が減ってもその分、時代とともに必要とされる新たな仕事はきっと出てくるはずですし、
AIをうまくコントロールしながら新しいものを創出できる人・企業であれば、
むしろ今以上に成長していけるのではないでしょうか。

いずれにしても、「人とAIは今後どう共存していくのか」というテーマは、
今後しばらくはホットな話題になりそうですね。

それでは今回はこの辺で!



posted by CBIT宮澤 at 17:23 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月27日

ディープラーニングにビッグデータは要らなくなる?!

こんにちは。
マーケティング・営業担当の池田です。

前回の鈴木の投稿
『マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが
 人工知能を活用した「サイコパス」なアルゴリズム「ノーマン」を開発した』
というニュースが取り上げられていました。

AIと言えば、人間の手助けをする目的で研究や開発されてしかるべきなのに、
“あの”MITが、なぜそんな身の毛もよだつような研究を?
…というのが私の第一印象でしたが、
やはりそこはMIT、人間のためになるAI研究ももちろん行っています!


医療分野でのAIのニュースは、新しい可能性に期待感が高まりますよね。
AIがまるで救世主のように思えてきます(笑)
記事によれば、
セラピストでも理解するのが難しい、それぞれ全く違う特徴を持つ自閉症の子供たちの感情をAIが分析。
そのAIをロボットに搭載し、ロボットが自閉症児の感情に応じて反応するというもの。

この記事で注目すべきは
『Personalized Deep Learningが通常のディープラーニングと違うのは、
 膨大なデータを必要とせず個々のデータを用いてディープラーニングができる
というところ。

これは画期的!
ディープラーニングにはビッグデータが必須」と、当たり前に思っていた概念が崩れることになります。
大量のデータを用意できなければディープラーニングの意味がないと思っていたものが、
然るべき場面ではその常識にとらわれず活用できるというわけですよね?!
とは言うものの、どのような場面に適用するのがベストなのか、今の私には思いつきませんが(苦笑)
ただ、人類に脅威を与えるのではなく、未来に希望を抱かせるAIなら大歓迎ですね。

ちなみに、前述の「ノーマン」も、
学習データの与え方によっては屈折したAIが出来上がる』ということを具現化したものであって、
別に人間を恐怖に陥らせるために作られたわけではないのですけどね・・・

さて、MITメディアラボ関連の記事が続いたところで、
このMITメディアラボという存在、気になりませんか?

(安易ですが)Wikipediaによりますと・・・

メディアラボでの研究は、学際的な研究に焦点を当てている。
中心技術に直接関わる研究ではなく、技術の応用や、斬新な方法による統合分野を開拓している。
そのためメディアラボのプロジェクトの多くは、芸術的な性格を持っている。
出典:Wikipedia

なるほど、このブログで取り上げた2つのニュースからだけでも、
斬新な方法」「芸術的な性格」というのはわかるような気がします。

そして、驚いたことに、日本人が多数関わっているのですね!
所長の伊藤穰一氏、副所長の石井裕氏、昨年まで助教だったスプツニ子!氏。
もはや、日本人で運営されていると言ってもよいのではないでしょうか(笑)
しかも、ラボがある建物は日本人建築家の槇文彦氏の設計によるものだそうで、
日本人が研究しやすい環境でもあるのかもしれません。

そういえば、伊藤穰一氏とスプツニ子!氏はテレビ番組の司会も務めていて、ラボが収録場所になっていました。
(残念ながら番組は今年の3月に終了してしまったようですが)
お二人ともよくお顔を拝見するので、知っている人も多いでしょうか?

AIの最新研究においては、今後のMITメディアラボの動向にも注目したいところですね!



posted by CBIT池田 at 16:43 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月13日

学習データは大事

こんにちは。ナレッジリング開発担当の鈴木です。

7月14日には東京都心でも猛暑日になるなどまだ7月だというのにうだるような暑さですね。

この先も暑い日が続くようですので体調には気をつけたいものです。

さて暑くなってきてそろそろ怪談の季節も近いという事で

少しホラーな人工知能関連のニュースを見つたのでご紹介させていただきます。

なんでもこの度マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが

人工知能を活用した「サイコパス」なアルゴリズム「ノーマン」を開発したという事です。

「ノーマン」という名前はアルフレッド・ヒッチコック監督の名作映画「サイコ」の登場人物

「ノーマン・ベイツ」にちなんで名づけられているそうです。

MITの研究者は「ノーマン」の訓練にあたって

死者などに関するグロ画像やグロ動画およびその内容を説明するダークな文章などの

偏った情報だけを与え続けたそうです。

その結果「ノーマン」は、精神鑑定などの際に利用されるロールシャハテストで

グロではない通常の学習を受けたアルゴリズムと比較してアウトな答えだけをするようになったそうです。


ロールシャハテスト1

通常のアルゴリズム「枝の上に止まる鳥達」

ノーマン「男が感電死している」


ロールシャッハ01.png


ロールシャッハテスト2

通常のアルゴリズム「花を生けた花瓶を近くでみたところ」

ノーマン撃たれた男

ロールシャッハ02.png



MITといえば「脳細胞のように作動するチップ

など人工知能の研究などでも知られていますが、

サイコな人工知能の「ノーマン」で実証したかったのは

人工知能の背後にあるデータの重要性だったようです。

人工知能がサイコになるのも善良になるのも結局は学習データ次第という事が

あらためて証明された良い例だったのではないでしょうか。

そうえば2016年にマイクロソフトのチャットボット「Tay(テイ)」が

ツイッターユーザーのいたずらの結果

人種差別的な発言ばかりするようになったというニュースもありましたが、

今回の「ノーマン」の例を見て学習データって本当に大事だと思いました。

それでは今回はこのへんで。



posted by CBIT鈴木 at 17:29 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする