2020年02月14日

新型肺炎(新型コロナウイルス)に学ぶ情報共有のありかた

こんにちは。
マーケティング・営業担当の池田です。

新型肺炎(新型コロナウィルス)の感染拡大が止まりません。
WHOも「流行の終息時期は見通せない」との見解を示しており、混とんとした状態はまだまだ続きそうです。
そして、これまでの一連の経緯から、人間は“未知”に対してこんなにも非力なのだな、
と改めて感じさせられます。
“未知”に振り回されている我々人類・・・
未知」とはすなわち「情報がまだ無い」という状況ですよね。
そう捉えると、安定秩序を保つには情報を得ることがいかに大切かがわかります。
今回は、これら新型肺炎を取り巻く状況から情報共有について考察してみたいと思います。

まず、横浜港に停泊している3700人の乗客・乗員を乗せたクルーズ船。
状況は少しずつ改善されているようですが、当初は船内の混乱ぶりが伺えました。
ある乗客は「情報不足」と書かれた垂れ幕を掲げるなど、
今どのような状況下にあるのかわからないことに不安や不満を訴える様子を報道などで目にしました。

ここに、とても興味深い研究があります。
北関東医学会が刊行した論文で、患者や家族が病気に伴って経験する“不確かさとは
どのような内容であるのか分析したものです。
医学中央雑誌を使用し“不確かさ”and“看護”をキーワードに検索を行ない、出現頻度などが数値化されています。

1)身体感覚に確信が得られないことにより生じる不確かさ
2)適切な情報が得られず状況を把握できないことによる不確かさ
3)将来の見通しが立たないことに関する不確かさ
4)病状や治療効果を予測できないことに対する不確かさ
5)迫りくる死への不安から生きる意味が見いだせず感じる不確かさ

調査の結果、これら5つのカテゴリのうち最も大きなウエイトを占めたのは、
2)適切な情報が得られず状況を把握できないことによる不確かさ
だったそうです。


ここに登場する患者とクルーズ船の乗客・乗員は別次元の状況ではありますが、
日常を送れないという意味では両者とも同じ状況にあり、心理的にも同じ状態なのだろうと想像します。
「知りたいのに知らない」という状況はいかにストレス、ということがわかりますね。

一方で、一早く情報を得た人々によって混乱を招いていることと言えば「マスク不足」。
行き過ぎた“マスク神話”が世にまかり通るあまり、
医療関係者など必要な人の元に届かず、他方でマスクが超高額で取引きされるという異様事態になっています。
トレンドに敏感な人が主導権を握り世の中をコントロールしている・・・
本来の意味とは異なりますが、ここには情報強者情報弱者の図式が成り立つのではないでしょうか。
モラルの問題とも言えなくありませんが、情報を受け取る側も情報に惑わされず冷静に行動したいものです。

さて、クルーズ船が連日報道されているあたりまでは水際で何とか食い止めようと躍起になっていましたが、
タクシー運転手に感染者が見つかったあたりから、もう誰が感染していても不思議ではない状況に
なってきています。
弊社でも先日、次のような趣旨の通達がありました。
「もはやいつどこで感染してもおかしくありません。
長期欠勤者が出ても業務が滞ることがないよう、周囲との共有・連携を強化してください。」

BCPBusiness Continuity Planning:事業継承計画)」と言うと大げさに聞こえますが、
緊急事態に備えて情報共有体制を整えておくことは重要なことだと思います。
その際にポイントとなるのは『』と『』ではないでしょうか。

1)適度な量の情報を蓄積すること
  情報量が少なすぎると広義に解釈しすぎて間違った判断をしてしまいます。
  かと言って情報量が多すぎても、情報までのリーチが長くなり、緊急時に求められるスピードを
  維持できない場合があります。

2)精度の高い情報を蓄積すること
  緊急時はデマが横行しやすいので、信頼性の高い情報をストックしておくことが大事です。
  過去事例などの具体的な情報はノウハウとしての蓄積に有効です。

これらを実現するためには、平時より情報の交通整理をしておくことが大切だと言えます。
また、緊急の際にはただでさえ混乱が起こりやすいため、冷静に対応するには
情報共有ツールを普段から使い込み慣れておくことも大事なことだと思います。
業務で日常的に利用していれば問題ありませんね!

防災の一環として情報共有を一度見直してみてはいかがでしょうか?


【追記】
ちなみに、災害時における情報については過去にも投稿しています。
興味のある方はこちら↓もご覧ください!
posted by CBIT池田 at 15:00 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月31日

人工知能(AI)と感情分析

こんにちは。ナレッジリング開発運用担当の鈴木です。
つい最近年が明けたと思ったら、早いものでもう2月ですね。
2月というと花粉症の私としては花粉の飛散が気になり始める時期でもあります。

花粉の襲来に備えるため先日ドラッグストアにマスクを買いに行ったところ、
売り場にマスクの姿はありませんでした。店員さんに聞いてみたところ
「現在マスクは品切れで、入荷しても即完売してしまう」という事でした。
それでも諦め切れない私は、他に5軒ほどドラッグストアやホームセンターを回ったのですが、
いずれの店舗でもマスクを手に入れる事はできませんでした。
その時は「何でかな?」と思ったのですが、これは最近ニュースでも良く取り上げられている
新型コロナウイルスの影響によるものだそうです。
なんでも、ニュースを見て予防のために買いに走る人や、転売目的で買い占めをする人も出てきて、
マスクが一時的に品切れ状態なのだとか。なるほど。納得しました。
試しにアマゾンをみてみるとマスク50枚が 9,500円~で出品されていて
「本当に売れるのかな?」と少し驚いてしまいました。

mask.png


気になってネットを検索してみると、人工知能(AI)を用いたSNS分析ツールで
「マスク 売切れ」に関するTwitterのツィートを解析した調査結果を行った結果が掲載されていて、
感情分析では83.8%がネガティブなツィートだったようです。
マスクが購入出来なかった時の私も正直「何だよ」と思いましたが、
世の中に私のような思いをした人が多かったようで少しだけ慰められました。

今回はTwitterのツィートを感情分析してポジティブ、ネガティブに分類する事例でしたが、
このようにSNSに投稿された膨大な情報を人工知能(AI)で分析し
企業のマーケティング活動に生かす例なども増えているのだとか。
このような人工知能(AI)の活用事例では、
どのような表現をポジティブ、ネガティブと詳細に定義するのに骨が折れそうだと思います。
ですが、最初のハードルさえクリア出来てしまえばSNS上にあふれ返り、
増殖し続けるデータを活用できるので、とても有効な活用方法だと思いました。
それでは今回はこのへんで。


posted by CBIT鈴木 at 17:32 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月17日

「インスタ映え」はAIが判断する時代?

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
営業・採用担当の宮澤です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!!


さて、突然ですが皆さんはSNSをやっていらっしゃいますか?
代表的なものではFacebookTwitterInstagramなどがありますが、
これらを3つともやっている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

中でも特に若い女性を中心に流行っているのがInstagramかと思いますが、
「インスタ映え」や「フォトジェニック」などの言葉が世間に定着するなど、
そこら中にインスタ映えの写真を求めるSNSユーザーが溢れているように感じますよね。

かく言う私もInstagramに大好きなラーメン写真を投稿するのにハマっている1人なのですが、
あれって「いいね!」が多く付くときと付かないときの差が激しいですよね・・苦笑

タグの付け方やタイミング、あとは単純にフォロワーの数も影響しているとは思いますが、
やはりその写真が「映えているかどうか」が最も重要なファクターと言えるかと思います。

実はそんな「インスタ映え」写真も、今後はAIが判断してくれるようになりそうです!

昨年の11月〜12月にかけて、とある面白いコンテストが開催されました。
その名も「Microsoft AIがあなたの写真を格付け!『花フォト』勝ち抜きコンテスト」です。
(以下、花フォトコンテスト)


出典:PR/ITmedia


これはユーザーが撮った写真を投稿し、
お互いに評価できる会員制の写真投稿サイト「GANREF」を運営するインプレス社が開催したコンテストで、
これまでプロの写真家が審査するコンテストは定期開催していたそうですが、
審査にAIを活用するのは今回が初だったようです。

花フォトコンテストの仕組みは単純で、ユーザーが投稿した花の写真をAIが瞬時に採点し、
その採点結果をランキング化して上位者を決定するというものでした。

今回のコンテストのように、これからは写真の良しあしをAIが判断してくれる時代になっていきそうです。
そうなると今後はInstagramにも「AIレコメンド機能」が標準搭載される日が来るかも?しれませんね!

私のラーメン写真もぜひAIに採点してほしいなー笑
それでは今回はこのへんで!ご一読ありがとうございました。


posted by CBIT宮澤 at 16:27 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする