2019年11月08日

ロゴの商標調査はAIにお任せ?

こんにちは。
マーケティング・営業担当の池田です。

先日、出願申請していたロゴ商標の審査が通ったと弁理士から連絡があり、登録証書が届きました。
商標登録自体は過去に幾度か経験がありますが、無事に登録されたと連絡があるとほっとするものですね。
審査には長い時間が掛かるので、弁理士から連絡があるまですっかり忘れているのですが(苦笑)

実は、過去に自力で商標登録しようとして通らなかったことがあり、
それ以来、調査から申請まで一貫して弁理士に依頼するようにしています。
特許庁のサイトに商標データベースを検索できる仕組みがあるので、
ロゴやサービス名を考える時には類似商標がないか、一応検索はしてみるのですが、
少々難易度が高く、果たして正しく検索出来ているのかどうか自信がないこともあります。


そんなこともあり、最終的に
「商標登録は、やはり知識と経験がないと自力での手続きは難しいのだろう」と
結論付けたのは約7年前。
しかし、あれから時は経ち、AIによる画像認識の精度がかなり向上している今、
「類似商標検索にこそAIが適用されたらいいのに」と常々思っていましたが、
今年の9月、こんなサービスがスタートしました。

画像をアップロードすると、
登録済・出願中の商標の中から類似する商標をAIで検索してくれるサービスです。
“Toreru=取れる”商標検索とは、なかなか自信たっぷりなネーミングではありませんか(笑)
そしてなんと、こちらのサービス、特許庁でも紹介されています!


そこで、弊社の企業ロゴで画像商標検索を試してみました。
・・・が、なぜかヒットしません(汗)

Toreru商標検索を試してみた(1).jpg

結果から検索したい商標画像に似ている画像を選択して、その特徴をもとに再検索することもできるのですが、
それでもダメでした。
ちなみに、テキスト検索ではヒットしました。

Toreru商標検索を試してみた(2).png

私が試してみた限りでは残念ながら期待する結果は得られませんでしたが、
もしこれが、誰がどんな画像を使っても適切な判断ができるのであれば、すごいツールですよね!?
そうなると気になるのが、よく言われる“AIに奪われる職業”。
弁理士もその職業の一つになってしまう可能性があるのでは・・・?
そんなことを思っていたら、先日、こんなイベントが開催されていたようです。


前述の「Toreru商標検索」の開発元である株式会社Toreruが主催し、
自社が開発したAI弁理士知財に関するバトルを行うというもの。

対決テーマは3つ。

・第1ステージ「画像商標対決
 制限時間内に実際に出願された画像商標1つに対し、最も似ている画像を見つけてくる。

・第2ステージ「類比判断対決
 実際に出題された商標を2つ提示し、それが似ているかどうか(類否)を判断する。

・第3ステージ「識別力対決
 実際に出願された商標とその商品・サービスを提示し、特徴があるかどうか(識別力)を判断する。

その結果・・・


 AI弁理士
第1ステージ「画像商標対決LoseWin
第2ステージ「類比判断対決LoseWin
第3ステージ「識別力対決WinLose

AIが大健闘』という見方もありますが、
結論、弁理士の仕事はまだまだAIには奪われないということになりますかね。

今後も引き続き、商標登録の調査・申請は、弁理士先生に依頼したいと思います!
posted by CBIT池田 at 15:00 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月25日

人工知能(AI)による与信審査がじわじわ

こんにちは。ナレッジリング開発担当の鈴木です。

近頃インターネット通販などでクレジットカードを使わずに
購入代金を後払いできるサービスがじわじわと広がってきているようです。
こうしたサービスでは商品購入時に人工知能(AI)が購入者の信用度を解析して与信審査を行い、
審査結果がOKであればサービス運営者が購入代金を立て替え、
購入者はコンビニエンスストアや銀行から支払いを行なう仕組みとなっており
手数料は0円から数百円程度の場合が多いようです。
株式会社ネットプロテクションズの「NP後払い」、株式会社Paidyの「Paidy」、
また株式会社メルカリの「メルペイ」などの利用者数が多く、その利用者数も増加傾向にあります。

表1 各社後払いサービス

サービス名NP後払いPaidyメルペイ
利用者数/アカウント数
1,350万人超220万口座超400万人超
1月の上限額55,000円なし200,000円
手数料
0〜209円
(1回の支払いあたり)
※店舗による
利用月に99円
0円(メルペイ口座)
300円(コンビニ、口振)


ネットプロテクションズの「NP後払い」はユニクロやニチレイフーズなど
41,500社以上の企業が導入しています。
導入企業の通販サイトでは支払いをする時に
「NP後払い」を選択すると与信審査が入り承認後に商品が請求書・払込票と共に出荷されます。
この時に人工知能(AI)が活用されます。
クレジットカードでは年収や職業など伝統的与信情報を利用するのに対して、
後払い決済では利用者の支払いに関する行動履歴を元に与信の判断を行ないます。
クレジットカードに比べて利用のハードルの低さが特徴的です。

人工知能(AI)やビッグデータを利用した融資の与信診断の利用は
世界的に見て伸びているようですが、
日本では利息制限法・出資法による借入金額の上限 ※1があるので、
与信診断分野での伸びが難しいという見方もあります※2
そうした中、通販代金の後払いサービスのような意外なところで
じわじわと利用が拡大しているようです。今後も利用が進んで行きそうですね。

それでは今回はこのへんで。


※1 … 借入額によって上限が15 〜 20%

※2 … 貸し倒れリスクの高い融資申込者であっても、
     上限金利を超えて融資する事もできないので
           お金の貸付などではなかな厳しいようです。
           ちなみに米国でビッグデータ与信を行っているKabbageの平均貸付金利は30%強、
           中国でビッグデータ与信を行っているWeLabの平均貸付金利も33%程度、
           ケニアやタンザニアでビッグデータ与信を行っているBranchの
           平均貸付金利はなんと約150%と言われているそうです。
posted by CBIT鈴木 at 17:46 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月27日

今注目のスポーツテック最前線

こんにちは。
営業兼人事の宮澤です。

突然ですが皆さん、スポーツはお好きですか?
私はというとやるのも観るのも大好きなのですが、
最近スポーツの分野においてもテクノロジーの技術を目にする機会が増えてきました。

そう、いわゆるスポーツテックと呼ばれるものです。

政府による「日本再興戦略2016」の柱の1つでもあるスポーツ産業の未来開拓ですが、
その拡大を支えているものの1つがこのスポーツテックです。

例えば、試合中の選手の動きを収集したデータAI等で分析し、
チームの強化に用いるデータアナリティクスは今やプロスポーツでは常識となりました。

また、最近では試合中の様々な判定を人ではなくテクノロジーが行うケースが増えていますよね。
(VAR、ゴールラインテクノロジー、などなど・・・)

そして最近ではこんな面白いイベントが開催されていたようです。

出典:Engadget日本版

電通社と日経ベンチャーキャピタルのScrum Ventures社による共同イベントだったようですが、
いずれのテクノロジーも目を見張るものばかりですね!

個人的には、競技会場を3Dマップで再現し予約した席から競技がどのように見えるのかを、
分かりやすいグラフィックで表示できる3D Digital Venueがいいなと思いました。
チケットを取ってみたものの、実際に席についてみたら見え方がイマイチだった。。
なんてこと結構ありますよね。

このように、これからもスポーツをやる側にとっても観る側にとっても、
テクノロジーは欠かせない存在となっていきそうです。

私もスポーツは大好きなので引き続きスポーツテックの最先端を追いかけていきたいと思います!
それでは今回はこの辺で。
posted by CBIT宮澤 at 12:03 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする