2018年10月19日

2020東京五輪、AIチャットボットでおもてなし?!

こんにちは。
マーケティング・営業担当の池田です。

先日、築地市場がようやく豊洲市場に移転しましたね。
当初は2016年11月に移転する予定でしたが、土壌汚染が発覚し、
検証や対策のため大幅に移転の時期がずれ込んだことは既知の事実。
市場の移転後は、築地市場跡地の地下にトンネルを通して都心と臨海部を結ぶ道路が整備される予定でした。
「五輪道路」と呼ばれるこの道路は、
2020年の東京オリンピック・パラリンピック交通渋滞解消のために整備が計画されましたが、
市場の移転延期の影響で2020年の完成は断念せざるを得ず、東京都にとっては頭の痛い問題でしょう。

ただ、このまま手をこまねいているわけにはいきません。
オリンピック期間中の輸送対策については、官民あげて様々な検討がなされているようです。
例えば、鉄道各社は首都圏の競技会場の最寄り駅となる終電時間を遅らせるとか、
苦肉の策としては、消費者にネット通販を自粛してもらうように
関係者が物流通販会社に協力を呼び掛けている、という話もあります。
一番インパクトが大きいところでは、会期中の混雑緩和を狙いとして、
2020年は海の日・山の日・体育の日を開閉会式前後に移動することが既に決定しています。

交通渋滞問題以外では酷暑問題も深刻な問題ですよね。
「サマータイムを導入」などという話題も少し前にありました。

他には、訪日外国人の受け入れ問題があります。

日本政府観光局によると、2017年の訪日外国人数は5年連続で過去最高を更新しており、
2018年は上半期の伸び率のまま今後も推移すれば3,000万人を超えて
6年連続過去最高を更新する見込みだそうです。
オリンピック開催を前に日本は既に観光立国になりつつあるわけですが、
その一方で、ホテルの客室数不足業界の人手不足などが課題になっています。
同時期に『民泊』が注目を集め宿泊施設不足の救世主となるかと思いきや、
文化や生活習慣の違いよる外国人利用者と近隣住民との間でトラブルが起こったり
民泊新法がこの6月から施行されたものの未だ法の目をかいくぐり違法に民泊経営を続ける個人など、
なかなか根が深い問題です。

訪日外国人の受け入れに関する課題としては、言語問題もあります。
ある調査によると、実に7割の日本人が「英語が話せない」と回答しており
オリンピックの運営スタッフ募集にも多少なりとも影響があるのではないでしょうか。

そこで注目されるのはAIを活用したコミュニケーションツールやサービスです。
以前に比べると音声認識の技術が飛躍的に向上したため、より円滑で自然なやり取りが可能になってきています。
AIチャットボットはそのコミュニケーションツールの代表と言えそうですが、
訪日外国人の受け入れに一役買いそうです。


言語問題はもちろん、チャットボットがホテル側の人手不足も解消してくれる可能性がありますね。

一方、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は
チャットボットを活用した観戦者支援を検討しているそうです。


テクノロジーサービス局長である舘氏は、チャットボットについて鋭い発言をしています。
「観客が困ったときに何を答えてあげるかが大事」
「どんな情報を入れるか。アイデアが試される」

チャットボットの効果をどうすれば最大限に引き出せるのか、きちんと理解していらっしゃる、さすがですね!
情報データはいわゆるチャットボットの頭脳にあたり、利用者の解決率満足度に直結します。
「利用者がどんなことを知りたいのか」という想定質問を的確に用意することが重要であり、
次に「どんな会話で利用者が求める回答を導き出すか」というシナリオ作りが重要になります。
これがきちんと設定されていれば精度の高いチャットボットの出来上がり!というわけです。

余談ですが、私はスポーツ音痴なので、テレビ観戦をしている時にルールをやさしく解説してくれる
チャットボットがあったらうれしいですね。

さて、開幕まで2年を切った東京オリンピック・パラリンピック。
矢野経済研究所によれば、
「多言語対応による接客を目的とした対話型AIシステムの利用が拡大する」と見込んでおり、
「2020年の国内対話型AIシステム市場規模(事業者売上高ベース)は87億円まで拡大すると予測」しています。


弊社もこれらの市場ニーズにお応えするべく、
AIチャットボットサービスの提供者として開発を推し進めて参りましたが、
この度、正式にリリースの運びと相成りました!
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24時間365日顧客に応えるAIチャットボットChatAIde
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今週末に開催される展示会でもご紹介します。

【 POWER UPソリューションフェア2018 】
〜 IoT、RPA、AI...最新の技術から事例まで、課題解決の英知が集結! 〜
日時 : 2018年10月26日(金) 10:30〜18:00
会場 : UDX GALLERY / NEXT(秋葉原UDX 4F)

お時間ある方はぜひ足をお運びくださいね!



posted by CBIT池田 at 17:32 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

学習済みAI

 こんにちは。ナレッジリング開発担当の鈴木です。

早いもので気がつけば10月ですね。

例年ですと10月ニュースなどで「今年の紅葉のみごろは・・・」

などと聞こえ始める時期だと記憶しています。

しかし、今年は週末に近づく度に台風関連のニュースが多い気がします。


 さて、弊社ではAIを使ったナレッジベースの検索支援や

チャットボットを使ったお問い合わせ対応のサービスを提供させていただいております。

こうしたAIを使ったサービスの利用を開始するには事前にAIを学習させる必要があり、

学習のために必要なデータを集めたり集ったデータを使用して

期待通りの学習成果が得れるのか検証する作業があったりして、

なかなか大変だったりします。

既にAIを導入されている企業や現在導入のまっ最中という企業でも

色々とご苦労があるのではないかと思います。

そんな中、先日気になるニュースを見つけました。

IBMが9つの業界、業種での事前学習済みAIツールセットなど

新たなWatsonソリューションをリリースしたそうです。

対象となる9つの業界、業種は下記の9つ。

Watson Decision Platform for Agriculture(農業分野)
・Watson Discovery for Salesforce(カスタマーサービス分野)
・IBM's new AI functionality for HR(人事分野)
・Watson Assistant for Marketing feature(マーケティング分野)
・WEATHERfx Footfall with Watson(広告分野)
・specially-crafted Watson toolsets(製造現場分野)
・IBM IoT Buildings Insights(不動産およびビル分野)
・Requirements Management Solution(自動車製品開発分野)
・Watson Supply Chain Insights(サプライチェーン分野)

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 残念ながらほとんどのソリューションの初期リリースは米国中心のようですが

Watson Decision Platform for Agriculture(農業分野)については

プレスリリース段階(2018年9月24日)で全世界でリリースされたそうです。


 AIの導入にあたっては初期の学習データの準備が大変だと感じているので、

今後こうした学習済みAIツールセットが拡充され、

米国だけでなく世界展開して行くようになれば

AI導入の促進効果が見込まれるのではないかと思います。

今後の学習済みAIツールセットの拡充に期待したいと思います。

それでは今回はこのへんで。



posted by CBIT鈴木 at 08:10 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする