2019年08月16日

ユニークなコンセプトのAI

こんにちは。ナレッジリング開発担当の鈴木です。

8月も中旬を過ぎました。晩夏とはいえまだ暑さは続きそうです。
はやく涼しくなり過ごしやすい気候になってくれると良いのですが。

さて、ボードゲームの世界ではAIがトッププロに勝利する事が珍しくなくなって久しいです。
そんな中「最弱オセロ」の作者がTwitterで「負けられるなら負けてみてくれ!」とツイートし、
4000件以上もリツイートされるなどして話題になっています。

「最強」ではなく「最弱」を自称するあたりが斬新です。
「最弱オセロ」は強化学習を使ってAIを極限まで弱くトレーニングしたブラウザーゲームで
7/25に公開されました(「最弱オセロ」)。
リリースから2週間で100万回以上プレイされて、その中でAIの勝ちは3000回程度という事です。
 勝ち負け引き分け合計
回数3,4771,134,6161871,138,280
割合0.31%99.68%0.02%100%

最弱オセロの勝率は0.3パーセント程度で、一般人が頑張っても負けられません。
私も何度かチャレンジしてみましたが結果はご覧の通り。本当に負ける事ができませんでした。

最弱オセロ.png
ちなみにAIも3000回ほど勝利していますが、
この3000回はオセロの有段者が研究をして稀に負けている数字のようです。

「最弱オセロ」も最初は人間よりも強いAIを目指していたそうですが、
作成者が動画サイトで「わざと負けようとするオセロ用AI」という動画を見て
そのコンセプトには惹かれたものの、くだんの動画ではAIが勝つケースが多かったため
「自分ならもっと弱くできる」と考えて開発にいたったそうです。
世の中には変わった着想をして研究される方がいて本当に面白いですよね。
余談ですが「最弱オセロ」には「強いオセロ」のモードがあり
切り替えが出来るようですが「最弱オセロ」に比べてチャレンジャーは極端に少ないようです。
やはり「最弱オセロ」の方が気になるものですね。

今回の「最弱オセロ」の例ではありませんが5年後、10年後には
予想もつかないユニークなコンセプトで開発されたAIが誕生しているのかも知れませんね。

それでは今回はこのへんで。
posted by CBIT鈴木 at 17:57 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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