2020年03月19日

人工知能(AI)が新型コロナウイルスのアウトブレイクを予見?

こんにちは。ナレッジリング開発運用担当の鈴木です。
早いものでもうすぐ3月も終わりですね。
225日に政府から新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が示された事により、
3月はテレワークや時差出勤など普段とは違う環境の中でお仕事に従事された方も
多かったのではないでしょうか。ワクチンが開発されるなどして早く終息してくれると良いのですが。

今回は新型コロナウイルスの危険性を世界保健機構(WHO)より早く
人工知能(AI)が予見したという話題のご紹介です。
現在世界中で感染拡大が続いている新型コロナウイルスですが、
中国でインフルエンザに似た症例が相次いで発生している事を
世界保健機関(WHO)が公表したのが202019日。
その3日前の16日には米国の疾病管理予防センター(CDC)がこの情報を流したそうなので、
今回の新型コロナウイルスの中国での感染拡大が正式に発表されたのが19
CDCによる独自見解による発表が16日という事になります。
ですが、CDC発表の6日前にあたる20191231日にカナダの健康モニタリングプラットフォーム
BlueDot」によって今回の集団感染の警鐘が鳴らされていたという事です。
公式発表の1週間前ではありますが人工知能(AI)が人間の一歩先を進んだ事例と言って
良いのではないでしょうか

BlueDotは感染症の専門家で医師のカムラン・カーン(KamranKahn)氏によって、
2014年にヴェンチャー投資家から940万ドルの資金を調達して設立されたスタートアップ企業。
2020年の1月末時点では医師やプログラマーからなる40人の従業員が
このプラットフォームの開発に当たっているようです。
カーン氏は2003年にSARS(重症急性呼吸症候群)が流行した際に
カナダのトロントの病院で感染症の専門家として働いており、
その時の経験から感染症を追跡できるより優れた手段を模索しBlueDotを設立したそうです。
SARSと言えば今回の新型コロナウイルスと同じく中国の地方都市で感染が始まり、
香港を経由してカナダにも感染が広がりトロントでは44人の死者を出しました。
カーン氏にとって今回の件は一定の成果となった事でしょう。

気になるBlueDotの感染症アウトブレイクの予想方法ですが、
自然言語処理と機械学習を利用して
65言語のニュース、ブログ、フォーラムの膨大なテキストデータを処理し
24時間体制で15分ごとに100以上の疾病の発生を追跡しています。
また、全世界の航空会社の発券データを利用して感染した住民が
いつどこへ向かうのかを把握する事で感染の拡散地域を予測しているとの事です。
人間では短時間で処理できない膨大な情報の中から特徴を見いだす作業で
正に人工知能(AI)の得意分野といったところでしょうか。
今後はこういった人工知能(AI)による疾病予測の精度が向上し
感染症の蔓延拡大にも役立てられると良いですね。それでは今回はこのへんで。


posted by CBIT鈴木 at 13:57 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月06日

ナレッジマネジメントがうまくいかない4つの理由

こんにちは。
営業・採用担当の宮澤です。

最近は連日コロナウイルスのニュースが流れ、
企業はリモートワークや時差出勤の検討を余儀なくされてますね。

そんな中、弊社でもついに今週からリモートワークを本格的に開始しました。
少なくとも3月13日(金)まではほとんどの事務所メンバーがリモート中ですので、
御用の方は直接担当者までお問い合わせいただければと思います。

さて、本日のブログは少し原点に立ち返って、
「ナレッジマネジメントがうまくいかない4つの理由」をお伝えしていきます。

これまでの営業経験や他社事例から見えてきた4つの理由ですので、
必ずしも全てが該当するとは限りませんが、何か1つでも参考になれば幸いです。


それでは早速ですが、先に4つの理由をお伝えします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.ナレッジマネジメントの重要性を理解しきれていない

2.ルールが曖昧なまま見切り発車している

3.啓蒙活動の途中で管理者の心が折れてしまう

4.システムを導入するも使いこなせていない(もしくは自社に合ってない)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下にそれぞれ解説していきます。


1.ナレッジマネジメントの重要性を理解しきれていない

実はこれが何よりも大きな理由だと個人的には感じていますが、
管理者のみならずナレッジマネジメントの対象となる全従業員がここを理解していないと、
どんなに素晴らしい活動を計画しても、どんなに素晴らしいシステムを導入してもうまくいきません。

なにをやるのか、なぜやるのか、それによって得られる効果は何か、など
これらのことを全対象者が“腹落ち”していないと何をやってもうまくいきませんので、
まずは幹部会議→全体会議という順番で対象者向けに説明会を行うといいでしょう。

その際、おそらく懸念点・反対意見なども上がってくるかと思いますが、
それらを全てクリアにしてからでないと本格的な活動は開始しない方がいいかもしれません。


2.ルールが曖昧なまま見切り発車している

まずは全対象者の了承・納得感が得られたうえでナレッジマネジメントをスタートしたとして、
運用ルールが曖昧なまま見切り発車をしてしまうと結局うまくいきません。

もちろん、最初に決めたルールが全て正しいはずもなく、状況に応じて変化させていく必要はありますが、
「まずはこれでスタートしてみよう!」というものがないと確実に失敗します。

その為にも、本格的な運用を開始する前に、ナレッジマネジメントを管理する立場の人、現場の人などを交えた
「ナレッジマネジメント委員会」を社内で立ち上げて、まずはルール策定から行うことをオススメします。


3.啓蒙活動の途中で管理者の心が折れてしまう

どんなに重要性を周知していようが、明確なルールを策定しようが、
ナレッジマネジメントの特性上すぐに効果が出るというものでありません。
新しい取り組みが習慣化されるまでにはそれこそ“草の根活動”が必須です。

定期的な情報配信やナレッジのメンテナンスはもちろんのこと、
実際にナレッジマネジメントに参加しているメンバーからのヒアリングや課題発見→解決など、
地道な啓蒙活動を継続することでようやく少しずつその効果が出始めますので、
スタートして1〜2ヵ月で心が折れてしまわないよう心掛けていただきたいですね。


4.システムを導入するも使いこなせていない(もしくは自社に合ってない)

全体への重要性も説いて理解してもらえた、委員会を立ち上げて明確なルールも策定した、
啓蒙活動も継続的に実施できている、となるといよいよ更に活動にドライブを掛けるために、
ナレッジマネジメント用のシステム(サービス)を導入しようという話になるかと思います。

その際よくあるのが、企業規模や用途、更にはユーザーのITリテラシーからズレたシステムを導入してしまい、
結果的に全く使いこなせずにお金だけが無駄になってしまうというケースです。

システム選定の際には、
・対象となるユーザーの人数(利用規模)
・利用用途に合った機能が付いている
・ユーザーのITリテラシーに合った操作性
・コスト
このあたりを意識して選ぶと良いでしょう。
そしてシステム選定時には必ず2〜3社の中から比較検討するのがオススメです!


いかがでしたでしょうか?
基本的には4つの理由を上から順番になぞって解決していけば、
必然的にナレッジマネジメントによる効果が期待できる環境が構築されているはずです。

ちなみにですが、シンプル・低価格・簡単な操作性・高い検索性などを兼ね備えたシステムをお探しでしたら、
弊社の「ナレッジリング」もぜひご検討ください!

これまで延べ200社以上の導入実績があり、サポート体制も万全です。
オンラインデモや資料請求はこちらからお問い合わせくださいませ。
kc-support★faq-system.com
※「★」は「@」に置き換えてお送りください。

それでは今回はこの辺で。
ご一読いただきありがとうございました!
posted by CBIT宮澤 at 16:41 | Comment(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月14日

新型肺炎(新型コロナウイルス)に学ぶ情報共有のありかた

こんにちは。
マーケティング・営業担当の池田です。

新型肺炎(新型コロナウィルス)の感染拡大が止まりません。
WHOも「流行の終息時期は見通せない」との見解を示しており、混とんとした状態はまだまだ続きそうです。
そして、これまでの一連の経緯から、人間は“未知”に対してこんなにも非力なのだな、
と改めて感じさせられます。
“未知”に振り回されている我々人類・・・
未知」とはすなわち「情報がまだ無い」という状況ですよね。
そう捉えると、安定秩序を保つには情報を得ることがいかに大切かがわかります。
今回は、これら新型肺炎を取り巻く状況から情報共有について考察してみたいと思います。

まず、横浜港に停泊している3700人の乗客・乗員を乗せたクルーズ船。
状況は少しずつ改善されているようですが、当初は船内の混乱ぶりが伺えました。
ある乗客は「情報不足」と書かれた垂れ幕を掲げるなど、
今どのような状況下にあるのかわからないことに不安や不満を訴える様子を報道などで目にしました。

ここに、とても興味深い研究があります。
北関東医学会が刊行した論文で、患者や家族が病気に伴って経験する“不確かさとは
どのような内容であるのか分析したものです。
医学中央雑誌を使用し“不確かさ”and“看護”をキーワードに検索を行ない、出現頻度などが数値化されています。

1)身体感覚に確信が得られないことにより生じる不確かさ
2)適切な情報が得られず状況を把握できないことによる不確かさ
3)将来の見通しが立たないことに関する不確かさ
4)病状や治療効果を予測できないことに対する不確かさ
5)迫りくる死への不安から生きる意味が見いだせず感じる不確かさ

調査の結果、これら5つのカテゴリのうち最も大きなウエイトを占めたのは、
2)適切な情報が得られず状況を把握できないことによる不確かさ
だったそうです。


ここに登場する患者とクルーズ船の乗客・乗員は別次元の状況ではありますが、
日常を送れないという意味では両者とも同じ状況にあり、心理的にも同じ状態なのだろうと想像します。
「知りたいのに知らない」という状況はいかにストレス、ということがわかりますね。

一方で、一早く情報を得た人々によって混乱を招いていることと言えば「マスク不足」。
行き過ぎた“マスク神話”が世にまかり通るあまり、
医療関係者など必要な人の元に届かず、他方でマスクが超高額で取引きされるという異様事態になっています。
トレンドに敏感な人が主導権を握り世の中をコントロールしている・・・
本来の意味とは異なりますが、ここには情報強者情報弱者の図式が成り立つのではないでしょうか。
モラルの問題とも言えなくありませんが、情報を受け取る側も情報に惑わされず冷静に行動したいものです。

さて、クルーズ船が連日報道されているあたりまでは水際で何とか食い止めようと躍起になっていましたが、
タクシー運転手に感染者が見つかったあたりから、もう誰が感染していても不思議ではない状況に
なってきています。
弊社でも先日、次のような趣旨の通達がありました。
「もはやいつどこで感染してもおかしくありません。
長期欠勤者が出ても業務が滞ることがないよう、周囲との共有・連携を強化してください。」

BCPBusiness Continuity Planning:事業継承計画)」と言うと大げさに聞こえますが、
緊急事態に備えて情報共有体制を整えておくことは重要なことだと思います。
その際にポイントとなるのは『』と『』ではないでしょうか。

1)適度な量の情報を蓄積すること
  情報量が少なすぎると広義に解釈しすぎて間違った判断をしてしまいます。
  かと言って情報量が多すぎても、情報までのリーチが長くなり、緊急時に求められるスピードを
  維持できない場合があります。

2)精度の高い情報を蓄積すること
  緊急時はデマが横行しやすいので、信頼性の高い情報をストックしておくことが大事です。
  過去事例などの具体的な情報はノウハウとしての蓄積に有効です。

これらを実現するためには、平時より情報の交通整理をしておくことが大切だと言えます。
また、緊急の際にはただでさえ混乱が起こりやすいため、冷静に対応するには
情報共有ツールを普段から使い込み慣れておくことも大事なことだと思います。
業務で日常的に利用していれば問題ありませんね!

防災の一環として情報共有を一度見直してみてはいかがでしょうか?


【追記】
ちなみに、災害時における情報については過去にも投稿しています。
興味のある方はこちら↓もご覧ください!
posted by CBIT池田 at 15:00 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする